続いては、美濃和紙の産地。
美濃和紙を扱う商人の町として発展した美濃は、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
一方で、その和紙を生産している場所は、特段指定や選定は受けていない様子。伝統産業として世界無形遺産にはなっているものの、産地としての集落はどんなのかがよくわからない。
岐阜県美濃市蕨生地区。
そこには想像以上に、産業と建築が密接に関わった集落景観が存在していた。
昔、黒谷和紙の里を訪れたことがあるけど、紙産業も面白いなぁ。
楮が農閑期のお小遣い稼ぎてきに集められていたのでは?という話はたまらんかった。そうか、茅刈りみたいなもんだったんだな、と。
学生2名が対象に選び、個々の興味に併せて産業と建築に関して深掘りしていく。
しかし面白い。
窓辺の仕事。窓学とか今和次郎的アプローチが有効かと。
威風堂々。民家は産業を支える存在だったのがよくわかる。
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